柔らかな春の芽



透過光で撮影したために、インクルージョンの緑色が薄く写ってしまいましたが、
若葉色とでも言いたくなる様な、とても美しい色合いを持っています。
ですから、春のイメージで撮影しました。
根元のクリーム色とは、斜めに境目があります。この産地の水晶には
こうした斜めの模様が、しばしば見受けられ、場合によっては、クラックが
入っていたり、その目に沿って折れていたりします。
じっと眺めていると、卵から、柔らかな春の芽が、じんわりと伸びてきているかの様に思えます。
ちょっと不気味に感じる時もあります。

水晶好きに、中のクラックや模様は、日々変化していると主張する人がいますが、
私はそんな非科学的な事にお付き合いをする気はありません。でも、
空想はとても好きですから、この芽も、そのうちもっと伸びているかもと考えたりします。
そういうのは、楽しい遊びです。

芽のてっぺんには、お茶っ葉の茎みたいなインクルが一本入っています。
くるくると回り出しそうです。

★★山梨県水晶峠産