採集紀行・青空の下で 




今年の夏は例年になく暑い日が続いて、私だけではなく多くの人が苦労をしたと思う。
結局、8月は全休で、ドライブはしたものの、一度も山に入る事はなかった。
ふと昔の記録に当たってみたら、最近数年間にはやはり8月は全休であり、それ以前にも単独行は少なく、
知人友人と入る事が圧倒的に多い月である事が分かった。夏休みだからなのは、言うまでもない。


写真は、水晶峠のあるポイントの10年前の8月のもの。
(もうそんなに過去になってしまったのかと愕然とするが。)
中央に写っているカラマツの幼木は、私にとってはアイドル的な木であった。
位置標高の大まかな目印となったからである。
上から落ちてくる岩にめげずに逞しく生きている姿が好きで
数回は幹を押している岩を取り除いてやったが、今も生きているだろうか。
このポイントはまだ絶産ではないと思われるが、
収穫を出すには、かなりの運と体力がいるであろう。

私にはもう、そのどちらも当てには出来ないものの、
このカラマツに会いにだけにでも行くつもりである。