採集紀行・青空の下で 

影富士

今年の梅雨はいかにも梅雨らしく
ずっと雨模様の日が続いて、山に入るチャンスさえなく、そして
ひと昔前の様に、突然パカっと明けた。
途端に青空が頭上一杯に広がり、心が騒いだ。
数年前からずっと再訪を狙っていたが、そのチャンスが運良く訪れた。

山に対する興味は人それぞれであり、人と話すと色々と面白い。
例えば、水晶採集が好きな人でも、石の出ない山には入らないという人は案外多い。
富士山が好きな人でも、あれは見る山であって登る山ではないという人は普通にいるし、
山が好きな人でも、富士山は一回登れば良いと考える人もまた多い。
かと思えば、富士山には毎年必ず登る人は普通にいるし、それどころか
シーズン中はほとんど毎日登るという、恐るべき人もいるらしい。

私は体力と健康とゆとりさえあれば、毎年登りたいと思う。
富士山でしか味わえない何かが、確かにある。
たとえば、この影富士のような。



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