白い缶1・南洋美人
黒水晶の上に乗った感じの多くの小さな長石の結晶が、透明の水晶に包み込まれている。
タイトルの南洋美人は、この晶癖の石に付けられた愛称で、
一時期、ショップでも見かけたものだったが、今では目にする事はない。
その様な絶産の石は、鉱物の世界では枚挙にいとまのないはず。
私のコレクションには、「兄弟」というタイトルの、長石と共生した石があるが、
これは取り込まれた感が強いし、
石の美しさは、美人の名の通り、黒と白のコントラストが良い。
形は悪いものの、貴重な頂き物。
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岐 阜県ちんの峠産