白い缶1・南洋美人


黒水晶の上に乗った感じの多くの小さな長石の結晶が、透明の水晶に包み込まれている。

タイトルの南洋美人は、この晶癖の石に付けられた愛称で、
一時期、ショップでも見かけたものだったが、今では目にする事はない。
その様な絶産の石は、鉱物の世界では枚挙にいとまのないはず。

私のコレクションには、「兄弟」というタイトルの、長石と共生した石があるが、
これは取り込まれた感が強いし、
石の美しさは、美人の名の通り、黒と白のコントラストが良い。

形は悪いものの、貴重な頂き物。

☆☆岐 阜県ちんの峠産