白い缶9 ・ 庭石
大きな煙だが、半ペタで、2面半しかない。
きっと狭い晶洞の中で、大きくなり過ぎたのだろう。
このペグマからの完晶は、4センチにも満たなかった。
山に置いて帰るにはもったいなく、かといって、採集品として飾るレベルでもない石たちは
庭石として我が家で余生を過ごすことになるが、
この石は今のところ庭には行かず、部屋の植木鉢の脇で陽の光を浴びつつ佇んでいる。
出るよでるよ、そのうち出るよと、そんな応援メッセージを送ってくれる。
甲府市黒平産