雪に立てて
雪景色を眺めていたら、粘土を使わなくても立つなあと、ふと、思いました。
白い雪に立てるのならば、色の美しい水晶がいい。
雪はもう溶けかかっていたので、急いで近くの空き地に行きました。
上から、透明、綿雲、赤茶、緑、クリームと、盛りだくさんのインクル。
結構うまく石の表情が出て、成功です。
雪が上手に光を反射してくれたからかも知れません。
緑からクリーム色の色合いや、透明感ある質感は、なかなか写り難いのです。
この石の魅力を支えているのは、やはり透明の部分。
かなり根元まで、透明が表面を覆っています。
じっと見ていると、水槽の中の水草を見ている様な気分になってきます。
インクルは、浮いて漂っているかの様です。
ミジンコが泳いでいるかも知れません。
★山梨県水晶峠産