鉱山跡地



古い鉱山跡地の様子。

沢一杯に崩された岩が散らばっているだけに見えるが、写真では分からないものの
その間には石英や水晶の破片が多く落ちているので、すぐにそれと気が付く。
大きな美品はほとんどないが、小さなものならば拾う事が出来る。
昔は、印材や装飾品の材料として水晶は掘られていたので、
目的に沿わない小さなものや、クラックが入った物は
そのまま置き去りにされていたのだろう。

ここでは、水晶は白っぽいものが多いのに、石英はガラスの様に透明であった。
これはどうやら、結晶の表面の照りが無い為だと思われるが、
印材としてカットするには、問題はなかったに違いない。