穴
丸い穴が開いていた。
潅木の陰にも小さなものがあるようだ。
晶洞らしいなと思っだが、かなり高い位置にあるので確かめられなかった。
日を改めて行くのが普通かも知れないが、
そもそも垂直の壁で下からはアクセス不可で、上からでもかなりの危険がある。
これは近寄らずにいるのが一番ではないかと考えて、それ以降は行っていない。
上級者はやる事が私とはまるで違うから、きっとやってあるに違いないと考えている。
空っぽの晶洞に私は命を掛けられない。